蕪Log

同人サークル「蕪研究所(ブラボ)」だったり、日常のよしなしごとだったり。あらゆる意味で日記です。

平成を振り返り、良き令和を過ごしたい話

同人活動の振り返り

平成が終わりましたね。

さしあたっては、色々と振り返りたいと思います。令和をしっかりと生き抜くために……。

量的振り返りと質的振り返りを両方行ってみたいと思います。

量的振り返り =平成で何書いた?=

製本して発表した作品を挙げてみます。

  • 白ヤギさん/黒ヤギさん(東方Project、約5万文字、2009)
  • 『名無し』の物語(東方Project、約7万文字、2011)
  • 地下5mに咲く花(オリジナル、約8万文字、2013)
  • 川底に咲く花(オリジナル、約8万文字、2013)
  • 鏡写しの猫かぶり(オリジナル、約2万文字、2014)
  • 記録の轍(オリジナル、約10万文字、2014)
  • 六文銭を届けてpre(オリジナル、約5万文字、2014)
  • 六文銭を届けて(オリジナル、約11万文字、2015)
  • 死神ちゃんーあなたの声を の まきー(東方Project、約3.5万文字、2015)
  • 彼女の庭の忠剣士(東方Project、約6万文字、2016)
  • せなか刀(式姫Project、約6万文字、2017)

同人は一旦休んだイメージが強かったのですが、客観的に振り返ってみると結構書いてますね。

というか、今年で同人を始めて10周年になるんですか(困惑)時の経つのは早いものですね。

積み上げた文字と時間に見合った上達をしているかどうか……それは読者の皆様に判断を委ねましょう。

質的振り返り =お前同人に何を求めてるの=

同人に質も何もないものだ、という身もふたもない話は置いといて。宣伝や広告など、同人でしか測れないスキルはあるものです。

そういう意味でいうと、毎回成長はしているように思えます。

まず、一番簡単な指標であるところの頒布数は、参加を重ねるごとに増えていました。

コミケウェブカタログの登録者数も、一応わずかに右肩上がり。本当にわずかにですが。(しかも、あれは一回登録したら滅多なことでは外さないので、なおさら減りづらいのですが)

宣伝に関しても、Twitterアカウントの充実と、様々な即売会で見てきた宣伝スタイルの形をベースに、効果的な宣伝が打てているのではないかと思っています。宣伝効果を観測するためのアンケートをとるという知恵も付けました。まぁなかなか、成長という意味ではあったのではないかと思います。

決断的赤字趣味=これからも同人続けるの?=

小説同人はよほど頑張らないと赤字から逃れられないということがあります。それでオリジナルは同人誌を出さないことにしました。Web媒体で発表した方がたくさんの人に読まれるからです。

じゃあ二次創作は? 生臭い話になりますが、まだマネタイズできる可能性があります。なので本にすることを辞めることはないと思います。

ただ、そのために書きたくもないものをひねり出すと言うのは本末転倒、というより努力のコスパが悪すぎるので、書きたいものがなくなったら徐々にフェードアウトしていくことに、なるのかなぁ……寂しい気持ちもありますが、お金も時間も有限なもので。

令和においては、人生の目標をなんとしても達成したいので、こう、いやなことばですが選択と集中ですね。

当座、書きたいもの

『死神ちゃん』の発行が成ってしまったので、一応ひと段落。しかしやりたいことはまだ残っています。

・『彼女の庭の忠剣士』の続き。あれ、じつは三部作予定だったんです。 ・『せなか刀』を大幅に増補改訂し、小烏丸本の決定版に。本家が死に体だが、それ故に。頑張って大急ぎで本出さないと……。

書きたいものが枯渇する状況は、危機的

同人で書きたいものが何にもない、って、多分創作者として死んでいる状態だと思うのですよね。理想としている物語や、キャラクターが何もいないという状況なわけで……

なので、インプットをずっとし続けていれば、なにかしら同人活動をしたくなると思うのですね。サークルをたたむ気は当面ないです。参加ペースは落ちるかもしれませんが。

結論

・書きたいものがある限り同人は続ける ・書きたいものはインプットを続けていれば途切れることはないはず ・なので同人は続く。

というわけで、令和年代も同人サークル蕪研究所をどうぞよろしくお願いいたします。

次参加は多分、11月の文フリだよ。