蕪Log

同人サークル「蕪研究所(ブラボ)」だったり、日常のよしなしごとだったり。あらゆる意味で日記です。

タムロンのレンズA09を買った話

世間ではドール沼を、メイドインアビスの深層になぞらえた画像が回っているそうで、それによると僕は深層四層、「ドールのためにカメラを究めだす」段階にいるようです。

まだ四層か。あんしんですね。

マクロレンズがいるんだ、どうしても。

家にいる子は全員1/12サイズのミニスウィーツドールなので、必然ちっちゃい。

絵になる被写体と一緒に寄りの撮影をするにはマクロレンズか望遠レンズが必要です。

それでCP+ではSony謹製のGレンズ70-300を購入しました。

これが最大ズームにすると大変寄れるのですが、一つ問題があって。最短撮影距離が約1mなんです。

つまりどう言うことかというと、風が吹けば飛ぶような、路傍の石と共に踏み潰されるような小さいドールから1m離れて、思いカメラを構えてなければいけないんです。不安じゃないですか、心臓が1m先に落ちてたら。

なんでこのレンズはドール撮影用には使っていませんでした。(もっとも、このレンズは友人の結婚式で八面六臂の大活躍を見せたし、行く先々で大変良い絵を撮ってくれるのでとても頼りにしています。重いけどね。)

で、マクロレンズが欲しくなったんです。でもお金はそんなにない……そう思ったときに、天啓がふってきました。

標準ズームレンズに、33cmの最短撮影距離

26000円で買えたので、これを購入しました。Aマウントとは言え、フルサイズのズームレンズがこのお値段。

TAMRON|A09TOP

マクロレンズを謳いながら標準ズームレンズの焦点距離を持ち、大変使い出のある一本です。作例はこちら。どちらも最短撮影距離から撮っています。

ワイド端。28mmです。

f:id:bu-labo:20180726011035j:plain

テレ端。70mmです。

f:id:bu-labo:20180726013041j:plain

拡大してみました。エッジの感じがちょっとふわっと光ってる風に見えませんか。アンチエイリアスかかってるみたいな。

f:id:bu-labo:20180726011135p:plain

f:id:bu-labo:20180726011220p:plain

ドール写真を撮るに当たっては、こういう柔らかい風合いも良いなと思いました。

安物買いはスキルで補う

このレンズはAマウントなので、アダプターを咬ませていますが、使っているLA-EA3ではオートフォーカスが駆動できませんでした。

ほか、思い切り絞ると周辺光量ががっつり欠けます。

とはいえ、ドール写真用と割り切るならば運用でカバーできる範疇。

注文時にフィルタを忘れてしまったので、本格的に外には出ていないですが、どんな絵を見せてくれるのか楽しみな一本です。

ドール写真を支援するプランの存在をご存じですか

実はpixiv fanboxさんで、ドール写真をリワードにしたプランを公開しています。

ご支援頂き次第開始するので、もしよろしければ。

www.pixiv.net