蕪Log

同人サークル「蕪研究所(ブラボ)」だったり、日常のよしなしごとだったり。あらゆる意味で日記です。

常に仲間を呼び続ける本という有機物に対しての有効な追い込み方法について

本棚が溢れました

はい。それだけです。本がいつの間にかたくさん増えて、もうどうにも収まらなくなってしまいました。

もはや仲間を呼んでいるとしか思えないこの状況、しかしカードの残高を見ると確かに減っている。ああ、呼び寄せたのは僕なんだな……という諦観に打ちひしがれつつも、収納する方法を考えます。

片付けに関するポリシーを、以下の三本立てでお送りします。

背表紙が見えない本は、存在しないのと一緒

前のエントリーでも少し触れましたが、「意識に全く上らない物」をタスクとして認識することは不可能です。

我々は本を、いったい何で認識しているでしょうか。多分、表紙、あるいは背表紙じゃないでしょうか。裁ち切りの所をみて「この本だ!」って分かる人間はそういないと思います。(イラスト多めの本だと、分かったりするのかも)

つまり、それらが見えていない状態に本を置いてしまうと、それはもはや読むべきタスクではなく、なんかよく分からない空間になってしまいます。こうなっては、崩そうという発想が生まれなくなってしまうので、よくありません。

つまり、片付けに当たって必要な大一要素は、「表紙または背表紙が見える」ということになります。

優先度の高い順に並べたい

読みたい本は数あれど、時間は有限です。なんで、出来ればスタック構造をもった並べ方にしたいですね。

何でキューじゃなくてスタックなのかというと、興味関心の度合いがその時一番高いものを最優先で読むべきだと思うからです。

古典とか、技術書とか、いつでも読めるしいつ読んでも価値は変わりませんが、ラノベや同人誌はすぐ読んで吸収するなり感想を投げつけるなりしないと次を書いてくれなくなってしまいます。

なので、第二のポリシーは、「本はスタック構造を維持して並べる」です。

読み終わった本は感想をきっちりメモして、封印する

ここまで、「本に対する気づき」、「読む順番」を整理しました。

では最後に考えるべきは、「読んだ本をどうするか」です。

押し入れにしまっておく。多分それが良いでしょう。ただ、ここで重要なのは、「しまい込んだ本はよほどのことが無い限り掘り出さない」という現実です。

つまり、読んで、「ああ、面白かった」と思った本を押し入れにしまったが最後、面白かったという記憶だけが残って細部は消滅してしまうと言うことです。勿体ないですね。

そこで、しまい込んでしまう前に、読書体験をどこかにメモしておくことにします。

こうすることで、二つの効果があります。

  • 本の実物がなくても、読書によって得た物を思い出せる。
  • 本の存在自体を思い出すことが出来る。

2番目は結構重要です。同じ本2回買ったりしますからね……。

読書体験を記録するサービスは、Webサービスから日記帳まで色々あると思います。皆様お好きな物を使って頂ければと思います。

というわけで……

今日からこの本棚を、上記のポリシーに従って崩していきます。

f:id:bu-labo:20180725120435j:plain

一ヶ月後にどうなっていることやら…………。