蕪Log

同人サークル「蕪研究所(ブラボ)」だったり、日常のよしなしごとだったり。あらゆる意味で日記です。

艶惨5に遊びに行ってきました。

艶惨という、名前からしてテラテラした命の雫が滴っているイベントがあり、買い子として遊びに行ってきました。

艶惨 ※R18Gにつき注意 https://twitter.com/enzan__/status/785391230326706178

即売会スタイルのイベントで、ゴア&フェティッシュの御旗の下、多数の作家さんがされた思いおもいの表現を手にとって持ち帰ることが出来ます。

いつの間にか5回目の開催だそうで、最初の開催に訪れてからご無沙汰している間にずいぶん時間が経ったものだなぁと、しみじみ感じながら回っていました。

その間にいろいろ記憶に残しておきたいことがあったので、メモをしておきます。

長岡建蔵先生のポストカードが買えた

今回参加の主目的でした。艶惨で出会った同氏の作品にずば抜けて大好きなイラストがあり、そのポストカードが頒布されると言うことで迷わず購入しました。

頭蓋骨の脳室が淡いピンク色に満たされていて、その中に天使二人が羽をたたみ安らかに眠っている、と言う。

文字にすればそれだけなのですが、なんとも甘美な、各々の中に内在するイデアのような理想の少女性を感じさせるイラストなのです。

ご本人のTwitterでもご紹介をなさっていたので、ご案内だけしたかったのですが発掘できませんでした。

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掘骨砕三先生の色紙ライブが見られた

掘骨砕三先生は、虫や獣に人体をなぞらえて性的な漫画、イラストを描く、その手の方々にとってとても有名な作家さんです。

リクエストを受けて色紙を描いていらっしゃったので、描き始めから終わりまでを一枚拝見していました。

線画をサインペンで一発書き。平筆に水彩絵の具を含ませて巧みに描かれる様子。

それが全く意識していないある瞬間から、線の集合からキャラクターになり、色が衣服と頭髪と肌になるのですね。

やはり絵描きさんの所行は魔法のようです。

一枚の色紙にかけた時間、約30分ほどでしょうか。実際に短い時間でしたが、あっという間でした。

今回描かれていたのは金蛇をモチーフにしたキャラクターでしたが、合間のトークで、同氏が幼少の頃からそうした生き物に対する興味をお持ちで、それは子ども心という側面もあったのでしょうが、ともかくそれを現在に至るまで覚えていらっしゃると言うことが分かりました。

いつの世も創作を支えるのは経験と感動なのだなと。

また、先生の見た目がごく普通の、丸メガネの似合う優しそうなおじさんだったことも言い添えておきます。

作風と外面は必ずしもリンクしないようです。

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蒲田くん

ものすごい完成度のシン・ゴジラ蒲田くん。写真は帰宅したら貼ります。

ほか、入手した作品

  • GENk先生の画集

  • チョコ譚先生のクリアファイル・ポストカード

  • ヨシジマシウ先生の漫画「異種百合少女図鑑」

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ゴア表現がOKならお勧めです

そのほかにも、気になる作家さんはたくさんいらっしゃった……のですが、痛恨のお金引き出し&当日のキャッシュカード忘れによりちょっと寂しい……いや、救われたのかも。お金が潤沢似合ったらグラフィックパーカーとか買っちゃってたかもしれません。

猟奇的な作品、と言うと、通常の即売会ではもっと明るい作品に埋もれてしまって、なかなか見つけ出せない印象があります。

そういう意味で、ここにあるのは頭からしっぽまで猟奇と倒錯だけで、安心して(?)見て回ることが出来ます。

展示されているものを見て回る、美術展のような楽しみ方も出来るのではないでしょうか。新しい倒錯的な表現と出会えること請け合いです。

入場料千円、決して高くはありません。