三脚を使ってみたら夜の遠出が捗るようになった話
三脚を買いました。
三脚を買ったら何をするか。夜景を撮ります。夜景のエモい写真は、露出時間を上げることで弱い光から最大限の彩度を引き出すことで成り立っています。そのために、カメラをじっと固定できる三脚が必須なのですね。
東京駅とか、ビル街のランドスケープとか。電灯、外灯が大変綺麗ですよね。私もずっと憧れてきました。
なので撮ってきました。ご覧下さい。
素人が適当に撮ってもそれっぽい。しかし……
結論から言えば、三脚という存在があるだけで、こういった写真がサクッと取れることが分かりました。ちなみにレンズは結婚式場で大活躍した4.5-5.6/70-300 G SSMです。
首都高と川です。露出時間は多分1.6s位だと思います。全体的なエモさは確保できました。
……しかし、ディティールを見ると川面の解像感が失われていたり、ピント面がどこだか分かんなかったりと突っ込みどころがいくつか。
テレ端は風に注意
対岸に見えたマンション群です。こちらもいまいち解像感が悪い……。これはテレ端で撮影したのですが、この日実はかなり風が出ていて、画面が大変揺れていました。そのせいかもしれません。
明暗差をどう捉えるか
最後はスカイツリーです。
多分この夜で一番明るい存在なので、露出時間を控えめにした結果、解像感が上がったと言えると思います。
ただ、露出を絞ると言うことは他の光が入らなくなると言うこと……。画面が寂しくなってしまいます。同じ夜景の中でも明暗の差がある場合に、課題が浮き彫りになりました。(HDRは使いたくない……)
夜景は難しいけど楽しいぞ
今回は風に嫌われた手取りでバチバチ行ける自然光撮影と違って、夜景には以下の制約があります。
- 被写体が綺麗に映るまでシャッターを開ける
- その間、カメラを固定する
でもその分、出来上がってくる写真は「人の目には見えない」景色になるので、大変撮影のしがいがあります。
カメラをお持ちなら、是非三脚を担いで夜景を撮りに行って見て下さい。
なお、家路
爆睡してたら乗り過ごしました。
それではこの辺で。
無駄遣い・衝動買いを止めるためにとりたい2つの方法の話
衝動買い・無駄遣いに悩んでいる人向け。
承前
寝具を買いました。
おかげで、眠りの質がかなり良くなりました。いままで2,3時間で目が覚めていたのが、だいたい5時間くらい寝ていられるようになり、日中の活動にかなり有利です。
ただまぁ、お高いマットレスと枕だったので合計12万円。かなりおおきな買い物です。
上記の支払いをすると決断するまでに要した時間、約10分。所謂衝動買いですね。ヤバイです。
何がヤバいかって言うと、この寝具は役に立っているからまだしも、いつかゴミになるような無駄遣いを衝動的に行ってしまう可能性を内包していることです。
実際に、僕はかなり無駄遣いの癖があって……つまり、そいつを何とかしようというエントリーです。
現状
僕はSDをフルチョイスしたいので、何が何でも最低10万円は貯めなければなりません。社会人になってからずっとの目標なのですが、未だに達成できず、支払えると思ったら寝具を買ってしまうというていたらく。
この状況を、今後のコンテキストとして使っていきましょう。
なぜ無駄遣いが起きるのか?
まずは、なぜ無駄遣いが起きるのかを解明せねばなりません。ただ、それはかなりシンプルです。
「お金を使ってもいい」という判断は、裏を返せば「貯金しなくていい」という判断です。貯蓄としてお金を持っておくよりも、今目の前の欲しいものに形を変えた方が嬉しいという欲求です。
つまり、
「何が何でも貯金したい!!!!!」
という気持ち、意思を持てば、理屈の上では無駄遣いがなくなるはずです。
……はずですね。だが現実には僕の手元にはイルミナを模したSDはいないワケです。なぜか?
衝動買いという、判断をぶっ飛ばした決定プロトコルがあるからです。
衝動買いという「病」
オタクであるにしろないにしろ、あると思うんです。家に帰ってみるとあんまり使い出がないな……って物。手に取った瞬間は宝石のようだったけれど、なんか違うっていう。
衝動買いは所有欲の爆発なので、何かを欲しいという気持ちが存在する限り起こりえます。そして売り場も、それに火を付けるような売り場を作っています。可能な限り理性的な判断を挟ませぬように。言葉を借りれば、「気持ちよく買い物が出来るように」、あるいは、「顧客体験の向上」の名の下に。
感情の爆発に対抗するには理性を総動員するしかない。しかし肝心の理性は雰囲気とか店員のトークとかにほだされて骨抜きです。
自身の大目標を、欲しい旋風が吹き荒れるなかで思い出すメソッドが必要になります。
さぁ、どうすればいい。どうしたらいいんでしょうね。僕が今実践しているのは以下です。
物欲を可視化するのが必須要件
まとめると、「買いたい物を全部書き出して、優先順位をつける」です。
僕はそれをGoogle Keepに保存して、スマホからいつでも参照できるようにしています。こんな感じ。
で、買い物をしたいと思ったときに見返すわけです。すると、「そうだった今月これ買うんだった……がまんせな」となることが期待できます。
買った物も可視化して焦りを煽る
同じようにGoogle Keepにて、「今月買った物」をリストアップしています。僕のはこんな感じです。
予定外の買い物には印をつけておくといいかもしれません。
これを見返すと、「やべぇ、今月こんなに買ってるやん……」って焦りが出てきます。出てきませんか?
家計簿がつけられればベストですが、こちらは文字を打つだけでいいので大変簡単です。
お金は自己実現のために
……といろいろ書いてきましたが、僕自身、実は衝動買いして後悔したことはあまりないのですね。
というのも、いろんな出費を全部自己実現に繋げているからです。飲み会もそう、ガスガンもそう。ご祝儀は……人生ゲームの参加費だ、仕方が無い。
ただ、SDへの道は遠のくばかり……。おおきなお人形が来ると、また写真のバリエも増えるんだけどな……。
結論
5000兆円欲しい。
では、この辺で。
TAMRON A09でマジメにドール写真を撮った話
家の中にいるときが塞いできてしまう。そんな時ってありますよね。
今日はまさにそんな日だったので、インターネットお医者さんマンの言葉を思い出しました。
『小野よ……日光に当たるとセロトニンが分泌されて、夜きちんと眠れるようになるぞ………………』
別に夜眠れていないわけじゃないですが、日に当たるのは良いことだと思ったので、ドール写真を撮り(その他)にでました。
まず本題から。TAMRON A09、使えます。
ドール写真
いつかのエントリーで、このレンズについて「アンチエイリアスかかった感じ」と表した気がしますが、強い太陽光の下だとそれがより顕著に表れました。
以下数枚の写真をごらんください。なお画像サイズ以外は全部撮って出しです。
"白"とその境界の部分にかなり特徴的な柔らかさがあるのに納得して頂けますでしょうか。
ハイライトから一段暗くなる部分、白飛びさせた部分から描写領域に入るその境目が、まるで光が回り込んでくるかのような描写を見せてくれます。
この柔らかさ、狙って使っていければなかなかドール写真撮影に使い出があるのでは……と思いました。
お値段も非常に廉価。今日使ってみて、胸を張ってオススメできるレンズとなりました。
ちなみに二百枚近く撮ったので吟味中ですが、多分今日のベストショットはこれです。
ドール写真応援プランをよろしくお願いします。
こんな感じで結構マジメに写真撮ってますので、もしご支援頂ける方がいらっしゃいましたら是非。必ずやお眼鏡にかなう写真をご提供致しましょう。
ちなみにそのほかの予定は?
1.第一目標だったA STORYさんは突然の閉店で驚きを隠せませんでした。おかげで僕の腕時計は、おおよそハートブレイクの瞬間で止まったままです。何処に連絡したら良いんだろうな……。
2.ホントは新宿御苑の中にはいってひっそりと写真撮影するつもりだったのですが、A STORYさんにフラれたりラーメンを食べたりしていたら開園時間を過ぎてしまいました。なんでロケ地は入り口です。
3.歩きやすい靴を買いました。大変柔らかい。町歩きはこれで行こうと思いますが、靴下の刷新が必要……。
4.夕飯で食べた味噌ラーメンがそれなりに美味しかったです。TOP VALUEの袋麺以上に美味しかったのでまた行くと思います。味噌の味をしっかりと維持しながら不思議な甘み……唐辛子塗れにせずに食べきれた味噌ラーメンは久しぶりでした。表面に浮いている脂の甘みかな……?